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2010年8月21日 (土)

アッケシソウ

今朝の朝日新聞(愛媛版)に岡山理大の星野教授らの研究成果として―アッケシソウ「韓国伝来」・DNA一致、北前船説否定―の活字が大きく載った。教授らが08年に韓国の塩田跡など3ヶ所で採取したアッケシソウと新居浜市で保護自生しているアッケシソウのDNAがほぼ一致しており、それは香川県や岡山県で採取したサンプルも同様で・・・残念ながら北海道に生息するアッケシソウのDNA比較では、北海道のサンプルのみ違っていたとの事。従来新居浜で言われていた「北前船による伝来説」は誤りだというのが記事の主旨である。

ふーん・・・DNA鑑定か。専門外である私には教授のDNA鑑定がそうならそうなんだろう、位しか意見は無いが、朝日の今回の記事の論調には少し不満である。

「北前船のロマンを壊してしまいそうだが・・・・瀬戸内産は、朝鮮半島から人の手でもたらされた可能性が極めて大きくなった」のコメントの引用、星野教授自身の言葉としても・・・できれば伝来の時期をもっと想像して欲しかった・・朝鮮半島と大和朝廷の交流は6世紀・7世紀もしくはそれ以前にさかのぼる。江戸時代の北前船による交易よりはるか以前、千年以上さかのぼる瀬戸内の歴史に私はより大きなロマンを感じる。

韓国国内だけでなく朝鮮半島全域でのアッケシソウの分布、また可能ならロシヤ沿海部に古代栄えたといわれる「渤海」の勢力範囲での調査など加えてアッケシソウのDNAごとのグループの生息圏を調べていただきたいものです。限られた研究予算で多分がんばられている岡山理大の研究者の方々には身勝手な要望かもしれませんが・・・ユーラシア大陸・朝鮮半島そして日本列島の古代からの交易が新居浜で奇跡的に生息していたアッケシソウで語られるならこれに優るロマンは無いと思います。

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